大学で華道を習ったので生けてみた
最近、大学のスクーリングでお花を習ってきたので、お正月様に床の間のお花を生けてみました。
松だから床の間よねと思って。
お正月前を狙ってスクーリングを開催しているのかどうか解りませんが、何度も何度もお花を生けて、使った花材を大量に頂いたので、松は床の間に、小菊はお墓に持っていく事にしました。
お花とかあんまり解らないけど、床の間に置いたらそれなりに見えて満足です。
一日目のお花は玄関に・・・
お婆ちゃんが終活してるので、花瓶はこれしか無かった 笑
ところで学校で頂いた菊はどれも蕾で、中には全然開いてない物も・・・
流石にちょっと早すぎるんじゃ・・・と思いましたが、もしかしたら生徒が自宅でお正月飾りやお墓参りに使える用に固い蕾を選んでいたのでしょうか。
花びらの色が解らないほど固い蕾は生けるには早い気がして違和感がありましたが、お正月にはピッタリです。
お花とかやったこと無いからどんな意図があるのかは解らないけど・・・
本当に大量のお花を頂いて、花瓶が足りないという非常事態に陥っています。
お墓参りに行ったとしても、せめてあと二つは花瓶が欲しい今日この頃。
飾る場所もありません・・・
学校で貰えるお免状
そんな感じで、大学の授業でお花を習ってきたのですが。
最後の最後で申込用紙に記入して提出するとお免状が貰えるという話になりました。
お免状ってそういう物なの?と思って変な気分でしたが、良く良く考えてみたら、高校のクラブ活動でお花をやっていて、そこでお免状も貰ったとかいう話を聞いたことあるな・・・と思って。
それと同じお免状なのかな、と思います。
申込用紙には、お花のお免状は履歴書に書けます!って書いてあったけど、入門の資格なんて書けません・・・笑
でも、お花を習うときに次からはいきなり初伝からお免状を貰えるそうです。
そらええわな、と思って貰っておきました。
習い事のお免状って、何十万もするのかと思ってたら、お花はそんなにしないそうです。
学校だと安くなるけど、普通に習っても一番初めのお免状は数千円だとか。
お免状への憧れ
どうでも良いけど、私は大学に入ってから習い事の「お免状」という物にちょっとした憧れがありました。
学生の中には、「名取です」「一応皆伝まで・・・」みたいな人もいて、お免状の制度がない(そもそも家元制の習い事ではない)雅楽やお神楽(お神楽は習い事ですら無い)をやっている私は疎外感を感じながら卒業まで漕ぎ着けました。
雅楽は四年ほどやっていますが、雅楽で四年なんて入門の入門程度で、演奏を聞けるレベルではありません。
初めて先生にお会いした時「雅楽は10年習ってやっと新人という感じです。」と言われたのが本当に印象的で、他の芸道もそうなんだろうと思っていたのですが、アッサリお免状を貰って衝撃を受けています。
雅楽は笛の音が鳴るまでに数週間は掛かりますが、お花って、下手な生け花なら初日からできるんですよ。
そこにビックリしました。
数年習えば、そこそこできる様になるらしい事が衝撃でした。
成果が目に見えるのも新鮮でしたね。
笛は吹いている時の音と録音では音が変化しますし、演奏に必死(雅楽はゆったりしてるから息継ぎのタイミングや息の調節、音階も意識しながら指も動かすので大変)で客観的に自分の演奏なんか聞けないです・・・笑
面白かったので、また時間が出来たら、そこそこ出来るようになるまで習うのも良いなぁと思いました。