CiNiiで先行研究を調べていて、最新の論文が今月号の『現代思想』に載っている事を知りました。
そんな訳で、本日『現代思想』を買うために本屋さんに行ったのですが、雑誌は店頭に無く・・・仕方がないので注文して帰って来ました。
喜び勇んで本屋さんに行ったのですが、残念。
やっぱり、『現代思想』なんていうお堅いタイトルの雑誌は、店頭ではそうそう売れないんでしょうね。
1500円ですもの、500円の雑誌が三冊買えます。
読み物として読む雑誌としては、確かに少し高くて普段から買おう!とはなりませんね 笑
掲載されている論文は中世の神楽に関する物で、どこが『現代思想』やねんと思いつつ、出版社から本屋さんに届く日を心待ちにしています。
先行研究の探し方
そんなわけで、今は色々と論文を読んでいます。
先行研究を調べるには、CiNiiというインターネットサイトを使うのが主流らしく、私も使ってみた所、僅かながら先行研究があり、興奮しました。
鼻息も荒いまま論文のタイトルや掲載されている雑誌の名前や号数をノートに書き付けて、一通り入手経路を確保しています。
インターネットで公開されている論文は、CiNiiのリンクから当該のページに飛んで印刷する事ができます。
世間から取り残された築80年、茅葺き屋根の我が家には、インターネットに接続されたPCなどと言う現代的な設備はありません。
ダメ元で聞いてみた所、図書館でコピーできる事が判明し、司書さんには感謝です。
インターネットに接続できるPCがあれば、だれでもCiNiiから印刷する事ができます(公開されている論文だけですが)
USBメモリがあれば、USBに保存する事もできるそうです。
PDF形式なので、コンビニなんかのマルチコピー機でUSBから直接データを読み込んで印刷する事もできる筈。
我が家の近くには1枚5円で印刷できるコピー機があるので、この方が印刷代は安く済みそうです。
なお、雑誌に掲載されている物は、雑誌から印刷する事になります。
図書館で取り寄せできる他、国会図書館のインターネットサイトで公開されている物もあるので、使ってみて下さい。
しかし、世の中には色々な研究がある物ですねぇ。
目録もある
普通はCiNiiを使って先行研究を調べるのですが、CiNii以外での調べ方もあります。
そう、目録です。
私は前前職だった神社の由緒が好き勝手に改竄されている事を知り、正しい由緒を求めて図書館で調べまくっていた頃に目録を使いました。
目録だと、インターネット検索では目にしない様な、全然関係ない研究にも目が行くので、CiNiiで行き詰まった時は目録を使うのも良いです。
例えば、民族舞踊に関する研究の場合、大阪府の舞踊、京都府の舞踊、滋賀県の舞踊・・・等と分類されているので、自分の調べている舞踊に関連する民俗舞踊が自然と目に入る事になります。
これが結構面白くて、全然知らなかった事が判明したりして舞踊の相互関係なんかを知れたりする場合があるのです。
また、目録を使うと、例えば民俗舞踊に関する目録なら、民俗舞踊を研究している団体が発行していたりして、団体が解るというのも、良い点と言えば良い点です。
大体そういう団体は目録以外にも色々な形で研究を発表しているので、新たな発見がある時がありますね。
では!