小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

【公開講座でカメラを学ぶ】社会人が趣味の一眼レフを学ぶ方法

f:id:lihui1992:20210618213837p:plain
f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

講座の内容

先日、某芸術系大学の公開講座に参加してきました。
ずっと興味があった一眼レフ。
事前に問い合わせた所、カメラは無料で貸し出すとの事だったので初心者でも大丈夫かなと思って参加。

講座の内容はISO感度シャッタースピード、絞りを使って効果的な写真を撮る、といった感じでした。
電気を消したスタジオでの撮影から始まって、野外の撮影、ずっと撮影。

お陰さまで背景をぼかすとか、その程度の事は出来るようになりました・・・!
そして手渡される大学の入学案内に卒業製作のパンフレット。
入学案内には社会人でも勉強できますの一言付き。

ウ~ン、公開講座とは名ばかりで、入学希望者を募るための方便だったか・・・という 笑
まぁ、しかし勉強はできました。

ただ、内容は本当に初歩的な物で、元々カメラを使っている人からすると物足りなかったんじゃないかな?という気もしました。

今回は初心者の方が多かったので、当日の学生(参加者?)の様子で授業内容を変えてるのかも知れませんが・・・

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

芸大生のカメラは意外と安かった

公開講座に参加してみて驚いたのは、写真科の学生でも入学時は一眼レフを持っていない事が多いというお話。

通信制大学に通っていた為か、写真科の学生は元々カメラが趣味で写真を発表しているイメージだったのですが、そんな人は少数みたいです。

まぁ、ストレートで入学したら10代とかだしね。
親の脛を噛らない限り、一眼レフなんて買えないよねと。

今回の講座を手伝っていた学生さんが持っていたNikonの一眼レフも、実は5万円程度の初心者向けだった事にも大変驚きました。

Nikonの一眼レフって安いのだと5万程度で買えるのかと。
すっかり一眼レフに慣れ親しんだ私は一眼レフが欲しくなり、更に勉強するために写真科の科目等履修生にでもなろうかなと考え始める始末・・・

軽い気持ちで参加した公開講座でしたが、大変恐ろしい講座でした。
ミラーレス一眼が普段から使えて物凄く便利な気がしてきた不思議・・・

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

追記・社会人が趣味の一眼レフを学ぶ方法

公開講座受講後、もう少し本格的に写真を学びたい、でも大学や専門学校に入学するほどでも無いしなぁ・・・と思い色々調べていたら、お手頃で社会人でも学びやすい講座を発見しました。
カメラメーカーが主催している写真講座です・・・!

カメラのメーカーの多くは初心者・中級者向けの写真講座や写真教室を開催しているみたいで、こちらは芸大の公開講座とは違ってメーカーが主催しているので全国で受講可能です。
費用も一回数千円程度で単発の講座が多いため、社会人が趣味で学ぶのにピッタリな負担の無さ。
しかも、現像や映像制作まで学べたりします。

これは良い!
という事で、またお財布からお金が消えて行きそうな予感・・・
本当は将来仕事で活かす為に写真を学びたいのですが、お金を稼ぐどころかお財布が薄くなって行く始末。
なかなか難しい所ですが、長期的な計画を立てて進めたいと思っています。
もう仕事より趣味みたいな感じですね 笑

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

【芸大の公開講座】働きながらデザインを学ぶ事にした

f:id:lihui1992:20210618213837p:plain
f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

芸大の公開講座に申し込む

通信制の芸大を卒業し、写真やデザインに関連する仕事を初めて3ヶ月ほど。

随分仕事にも馴れましたが、IllustratorPhotoshop、デザインや写真等々・・・もう少し勉強したい!という事で、何ヵ月も今の環境で無理なく学べる勉強方法を探していました。

ネットを使ってスクールやオンライン講座を散々調べましたが、結局は図書館で偶然見かけた芸大の公開講座が一番良かったと言う・・・
図書館のチラシ置き場、恐るべし。

そんな感じで、今度はデザインの分野でまた芸大に通う事になりそうです。
母校じゃない芸大だけどね。

取り敢えず、申し込んだのは一眼レフの講座と、Adobeソフトの講座。
スクールで学ぶとなかなか凄い金額を請求されますが、大学の公開講座は数千円程度。

大学の先生から学べるので、技術や教え方にも不安はありません。
ずっとやりたかった動画編集も数千円で学べるらしいので、期待しています。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

まさか本当に写真を学ぶことになるとは

以前から計画していた学芸員資格の取得は諸々の事情で入学が半年ほど遅れるかもしれず、学芸員さんが主催している古文書の勉強会もコロナで延期・・・

なかなか厳しいご時世で、楽しいことは暫く何も無かったのですが・・・芸大の公開講座で一眼レフやAdobeソフトを学べる事に感激しております。

特に、一眼レフを使ったスタジオでの写真撮影や証明の使い方なんて、大学やスクールでしか学べない内容です。
しかも一眼レフは大学が用意すると。

数千円で一眼レフとスタジオを1日貸してくれて、なおかつ教えてくれるんですか!みたいな。

(提出した後の)卒論を更に進めて、別の論文として発表するつもりで図書館に通っていたのですが、地道にやってたら良いこともあるものだなと思いました。

去年亡くなった親戚から、「良ぉ撮れてるわ、写真やったらどうや?」と言われ、当時は「仕事もあるし・・・」という感じでしたが、意図せず写真関連の仕事をする事になり、芸大で一眼レフを学ぶ事になるとは・・・人生本当に何があるか解りませんね。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

学芸員資格取得を考え始めた理由

学芸員資格を取ろうと思った理由について、詳しくは書いていませんでしたが、実は去年の年末ごろに正倉院の採用試験を受けていました。

ブログで書いてた"公務員"というのが、実は正倉院の職員の事だったのです。
詳しくは書きませんでしたが。

結果的には採用にはなりませんでしたが、まぁ学芸員資格も無く、経験も無いから仕方ないよね・・・

その時募集が出ていたのは写真撮影を伴う広報的なお仕事だったのですが、不採用の連絡後、短期で働いていた今の会社でなぜか長期雇用になり、IllustratorPhotoshopを使って仕事をしてるんだから、まぁ同じような仕事かなと思ってます。
会社は全然違うけど!

ともかく、正倉院に限らず、宮内庁のお仕事は学芸員資格が必須だったり、"望ましい"職種が多いです。

元々学芸員資格取得を考えていた私は学芸員資格の必要性を実感・・・また通信制で資格を取ろうと決意したのでした。
家族の体調不良と金銭的な面で半年ほど入学が遅れそうですが、何とかなるでしょう。

そんな状況で、写真を学べる事になったのは晴天の霹靂でした。
写真に興味がある程度だったのが、親戚に勧められ、偶然写真やデザインに関連する仕事に採用され、偶然芸大の公開講座を見付ける。

これもご縁かなと思って、写真とデザインを勉強しようと思っています。
通学一時間強だけどがんばる・・・

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

【NHKラジオ語学講座で語学を学ぶ】学習を続けるコツ

f:id:lihui1992:20190705170416p:plain
f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

NHKの語学講座で中国語を学ぶ

最近、毎日NHKラジオ講座を聞いています。

中国語を学ぶにあたって、良い教室が無いか家の近くで探してみたのですが、あまり良い教室がなく・・・

どうしようかな、と思った時に本屋さんで見かけた語学講座のテキスト。
これだ!と思って学習を始めてみました。

実は数年前にNHKの語学講座を利用して、挫折していたワタシ。

アプリを入れてラジオ講座が何時でもストリーミング再生できる事や、聞き逃した回はチケットを購入する事で音声をダウンロードできる事も把握済み。
バッチリ!

NHKラジオ講座の中国語の番組は「まいにち中国語」と「ステップアップ中国語」の二種類で、「まいにち中国語」はタイトル通り毎日15分の放送があります。

そして、この"毎日"というのが多くの人が挫折する原因になっている気もします・・・

毎日勉強するのは面倒だから、週末に纏めて勉強しよう!と思っても、毎日の積み重ねは案外大きく、たった一週間で1時間を超えるボリュームに・・・

1時間、ひたすらラジオ講座を聞くだけなら良いですが、文法や単語を理解しつつ、覚えつつ・・・となると、週末に纏めて勉強すると追い付かない上に、一度に覚えられる量には限りがあるので、記憶すると言う面では効率が悪いです。

結局、毎日少しずつ勉強する方が効率が良いのですが、この"毎日"というのはなかなか継続が難しい所です。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

毎日学習を続けるコツ

毎日続けるにはどうしたら良いんだろうか。
私は考えました。
そしてGoogleで検索しました。
すると、テキストを読まずに語学講座を聞いている方を発見したのです。

そうか、毎日学習を続けるにはテキストを用意するとか、ノートを取るとか、そういう面倒な事を省いてしまえば良いんだと。

更に、できれば生活習慣に組み込んでしまえば自動的に習慣になるのでは・・・?と思って、さっそくラジオ講座を料理中や化粧の際に聞き流してみる事に。

週末にテキストを見て、サラッと復習すれば良いや、と思って気楽に聞いていたら、あんなに難しかった毎日の学習が習慣になっていました。
ビックリ。

毎日学習していると、モチベーションも上がって「まいにち中国語」よりもレベルの高い「ステップアップ中国語」も週末にノートを取りながら聞くのが習慣になっていました。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

ラジオ講座の効果は・・・?

とは言え単なるラジオ講座
話せるようにはなるまい・・・と侮っていましたが、最近私の中国語の語彙は徐々に増えてきています。

例えばコレ。
朝のニュースでも散々流れた、日本の原発処理水の海洋放出に対する中国政府からの批判。

youtu.be


海洋不是日本的垃圾桶,太平洋也不是日本的下水道。
海洋は日本のゴミ箱では無いし、太平洋も日本の下水道ではない。

き、聞き取れる・・・
「ステップアップ中国語」で垃圾桶(ゴミ箱)を覚えたばかりの私は、ニュースで流れる中国人官僚の話す中国語を(内容はともかく)意識せず聞き取れた事に感動しました。

毎日勉強していたのもありますが、ラジオ講座はリスニングの学習に適している事もあると思います。

最近、明らかに語彙が増えているので、このまま継続して学習を進めて行こうと思います。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain
追伸
どうでも良いけど、この中国の官僚さんって見ようによってはベビーフェイスに見えなくも無い気がします。
悪役として通ってるらしいですが、なんかサザエさんのカツオ的な所もあってわりと嫌いじゃないです。知らんけど。
f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

【ギブミーチョコレート】進駐軍のチョコレートとハーシー社とザ・フード

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

お爺ちゃんと進駐軍のチョコレート

戦後間もない頃、尋常小学校の学生だった祖父が、曾祖母と一緒に墜落したB29の見物に大阪まで行った話は前にブログに書きました。

このとき、祖父はアメリカ人(祖父曰くアメリカの女のパイロット、祖母曰くパイロットの家族)からチョコレートを貰い、生まれて初めてチョコレートという物を食べたそうです。

毒入りを疑ったけども、アメリカ人本人がその場で食べてるから大丈夫だろうと思って食べた話も前に記事にした気がします。

まぁ、そんな昔話があるのですが。
祖父は時々、戦後のチョコレートは今のチョコレートとは味が違った、と言っていました。

そんな時、私はいつも「いやぁ、味が変わるって言うてもチョコはチョコやろ。材料が変わるわけでなし。思い違いやろ」と思っていたのですが・・・

最近、Amazonプライムで見た『ザ・フード』という食品会社の創立を巡る歴史ドラマ的な番組を見ていたら、ナント!ハーシー社のドラマで戦争と共にハーシーのチョコレートが軍隊に供給された話が出てきたんですね。

そして、軍から配られたチョコレートは米兵を通じて戦地の子供に配られる事もあったと・・・
ギブミーチョコレート!

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

米軍のチョコレートはハーシー製

なんと、戦後の日本に流通していたアメリカ軍のチョコレートはハーシー社のチョコレートだという事が判明したのです。
そんなお洒落なチョコレートだったとは・・・

そして、ハーシーのチョコレートは、ヨーロッパで開発されたミルクチョコレートを元に、生乳を使用して開発されたため独特の酸味があるフレーバーに仕上がっていると。

本当に味が違うんだ・・・と思って、衝撃でした。
戦後で貧しかったから味が違ったんじゃなくて、ハーシーの酸味のあるチョコレートだったのね・・・

祖父は亡くなってしまったので、今はもう確かめられませんが、70年ほど前にハーシー社のチョコレートを食べていたのかと思うと、なんだかハーシーのチョコレートにも哀愁を感じます。

私はギブミーチョコレートという言葉はあまり好きではありませんが、どうも子供が米兵からチョコレートを貰っていたのは日本だけでは無いらしい。
戦争とチョコレートにも大きな歴史の流れを感じます。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

ハーシー社の秘密

ハーシー社は製品の開発よりも先に、従業員が居住する町の建設を始め、大恐慌の時代にもリストラを行わない夢のような会社だったそうです。

そう言えば、映画『チャーリーとチョコレート工場』ではチョコレート工場が夢の楽園みたいに演出されてたなぁ、と思って連想しましたが、これもハーシー社のイメージから来ているのかも知れません。

そんな感じで、『ザ・フード』を観ただけで、戦後の日本からチャーリーとチョコレート工場まで連想して、ハーシー社に思いを寄せたのでした。

ところで、ウォンカ・チョコレートって高いけど美味しいですよね。
輸入食品のお店に行ったら必ず探します。

ゴールデンチケットも期待してるのですが、紙切れの一枚も入ってません。
私もチョコレート・ファクトリーの見学に行きたいです。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

ナチスドイツの映画を観てみた「帰ってきたヒトラー」、「アイヒマンを追え!」

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

最近、Amazon Primeナチスの映画をたまたま続けて鑑賞したので、その話をば。

久々の更新でナチスってどうなの?ってかんじですけど、なんかもう体調不良だし何から書けば良いのか解らないのでナチスの映画から書いてみます。
他にネタが無いからね。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

帰ってきたヒトラー

一本目は、たまたまYouTubeで流れてきた予告を見て観てみた映画「帰ってきたヒトラー」。
まぁ、エンターテイメントだよなと思って真面目な映画としての良さは期待してなかったです。

ヒトラーの性格が随分ステレオタイプ化して捉えられてるなぁ、と言うのが私の正直な印象。

しかし、妙なリアリティーがある。
特にネオナチの事務所に甦ったヒトラーが訪ねるシーンでは、ネオナチ側の人達の動揺が妙にリアルで、脇役なのに演技凄いなぁと思って観てました。

そして後から知った。
この映画はヒトラーのコスプレをした俳優が実際にドイツを練り歩いて、人々の反応を撮影する半ドキュメンタリーなのだという事を。

ネオナチの人は本当に動揺してたんだ!
だよね、あの慌てぶりは演技では再現できないよね・・・!と思いました。

色々な意味で、エンターテイメントとして面白い映画でした。

ナチスドイツというよりも、現代のドイツにとってヒトラーとは何か?という部分が良く現れていた様に思います。

役者さんの役作りも、歴史上のヒトラーという人物を追い求めるというより、大衆が抱くヒトラー像という感じで、ヒトラーというキャラクターにリアリティーは無いものの、映画自体がとても現代的です。

新たなアプローチだと思いますね。


f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

アイヒマンを追え!」

アイヒマンを追え!」は、ナチスの影響が色濃く残る戦後のドイツで、ユダヤ人検事フリッツ・バウアーが、ナチスの残党アドルフ・アイヒマンを追い詰めて行く実話を元にした映画。

実話が元になっているとはいえ、フリッツ・バウアーが主役で正義の味方!みたいな脚色もけっこう入ってるよな、という感じも時々ありつつ、最終的に結構良かったです。

ドイツ社会の中に、ナチスの残党が沢山残っていて、ナチスは崩壊しているものの、今みたいにナチスの関係者ってだけで90代のお爺ちゃんが逮捕されるような世の中にはなってない訳ですね。

そこに妙なリアリティーがあるなぁと思いました。
私は中学生の頃に、見沢知廉の『テロならできるぜ銭湯は怖いよの子供達』という本を読んで、大変衝撃を受けたのだが、この本の中に革命など存在しないという意見が出てくる。

社会のトップをすげ替えても、別のトップが出てくるだけで社会構造は変わらない。
だから、フランス革命ロシア革命も民衆が本当に苦しむのは革命後だという理論面なのですが、それが妙なリアリティーを持って感じられました。

ちなみに、映画では味方の登場人物が同性愛者として迫害されますが、実際にはナチスの親衛隊の中にも同性愛者はいたらしい事が『薔薇色のイストワール』という本に書かれています。
この本は実話で、ナチスと芸術家の関係が実体験として書かれているのでわりとお薦めです。
絶版だから新品は無いけどね。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

【新型コロナ】近畿圏での感染拡大と変異株ー接触感染と飛沫感染

f:id:lihui1992:20200130180546p:plain
f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

近畿圏での感染拡大と変異株

また新型コロナの感染者が増えていますね。
特に大阪は遂に東京を越えてしまいました。
緊急事態宣言の期間の違いが感染者数に影響している可能性も考えられますが、これまで感染者の少なかった奈良県でも感染が拡大しており、近畿圏の感染拡大にはこれまでとは違う何かがある様にも思えます。

気になるのは神戸で変異株が流行している事。
変異株は感染力と死亡率がかなり上がっているみたいなので、現在近畿圏で確認されている新型コロナの感染者に重症患者が多く、また爆発的に感染が拡大している事情を合わせて考えると、遂に来てしまったのかな・・・という気もします。

www.kobe-np.co.jp

調べてみると、やはり大阪でも変異株が確認されていますね。
そもそも、神戸で流行って大阪では流行らないというのは土台無理な話です。
そして、大阪で流行れば京都・奈良に拡大します。
近代都市というのはこういう時に厄介ですね。
www.google.com

変異株が確認できている病院もある一方で、変異株かどうかを調べる事ができない病院もある様です。
正確なデータが取れていない、という部分を認識した上でコロナのニュースを見た方が良さそうですね。
第一波の頃と同じで、検査ができていない状態なんでしょう。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210408/2000043676.htmlwww3.nhk.or.jp

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

接触感染と飛沫感染

新型コロナという問題にどう向き合って行くのか、というのは難しい問題です。
感染対策として、空気感染、飛沫、マスクが非常に重視されています。

そんな時、19歳の頃に病院で貰ったインフルエンザ予防のチラシに書いてあった事を時々思い出します。
インフルエンザ等の感染症では殆どが接触感染で、飛沫感染の割合は非常に低いそうです。

理由の説明として、ドアノブや電車のつり革、ペン、手すり等々、生活していると不特定多数の人が触る物に触ってしまうため、そこからウイルスを貰ってしまう確率は、偶然辺りに漂う飛沫を吸い込む確率よりも高い、と書いてあり、当時の私は納得して手洗いを徹底する様になりました。

新型コロナはインフルエンザと違って空気感染がありますから、当然比較はできません。
それでも感染対策としては、空気中に漂うウイルスを偶然吸い込む可能性(マスクでしか予防できない)よりも、接触感染対策を意識した方が良いのかな、と個人的には思います。

手洗いですね。
ウイルスの表面はたんぱく質で覆われているそうなので、除菌とかじゃない普通の石鹸でも効果が高いそうです。

なんでこんな事を言うのかというと、職場(接客業でマスク禁止)でインフルエンザが何度も流行した時に、手洗いを徹底したらマスクを付けていなかったけれど一度もインフルエンザに感染しなかった経験があるからです。

一般市民にできる事は限られているので、できる事を継続して身を守りたい物です。
早く終息すると良いですね。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

【通信制大学】芸大を卒業して思うこと

f:id:lihui1992:20190320222831p:plain

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

芸大卒業!

数週間前に通信制で芸大を卒業しました。
行っても意味が無いと思っているので、コロナになる前から任意の入学式には参加せず、卒業式も参加しませんでした。

貴重な休みを任意参加の式典に費やしても仕方ないでしょって言う冷めた考えです。
卒業式は参加しなかったので、特に大学を卒業した実感も無かったのですが・・・

雅楽の先生から改めて卒業祝いの言葉を頂き、卒論発表会の発表を聞いてくれていた学友からも卒業祝いのメッセージを頂き、初めて大学を卒業したのだと実感。

卒業証書も受け取り、学長の欄に嫌な奴の名前(東日本大震災の被災者を侮辱したこと、決して忘れませんよ・・・)が書いてありましたが、遂に学位を得たのだと実感。

改めて、大学の組織は腐ってるけど学位は学位。
卒業して良かったなと思います。
芸大卒の経歴は転職(デザイン関連の仕事)にも役立ったしね。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

芸大卒業生への偏見

芸大を卒業して思うことの1つに、「"芸術"という雑なくくりで判断しないで欲しい」という気持ちがあります。

芸術って雑な言葉ですよね。
建築も美術も音楽もダンスもランドスケープもデザインも、お茶やお花、陶芸まで何もかも全て芸術です。

でも、芸術にあまり関心のない人からすると、芸術=絵画なんです。
絵を学んだと思われる。
それが1つめの面倒臭い事。

2つ目の面倒臭い事は、西洋のアートを学んだ人だと思われる事。
まぁ、絵画でも彫刻でも何でも、芸術には西洋の芸術と東洋の芸術がありますね。

西洋・東洋というのも雑なくくりですが、まぁ大まかに日本で勉強できるのは西洋か東洋の物が多いです。

個人的には、中国の六芸から始まる東洋の芸道思想を学んできたので、西洋の芸術を学んだ人だと思われるのに抵抗があります。
奇抜な事をして喜ぶ表現者だと思われるんですよ。
それが面倒臭いですね・・・

あと、卒業した芸大が近隣の芸大と喧嘩していまして・・・私まで他大学に喧嘩腰だと思われるのは良い迷惑です。
ニュースになったので、あの揉めてる大学!みたいに言われてウンザリします。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

芸大を卒業して良かった事

良かった事もあります。
まず、意図せず転職に役立った事。
芸術ってのは仕事にならない事で有名ですが、芸大出身者が活躍する会社も世の中にはあるみたいです。

そこに身を置けたのは、まぁ偶然なんですけど学歴があったというのも大きかったと思います。

独学だと知識を証明するのが難しいし、話を聞いてもらう事も難しい場合がありますが、学歴というのは手軽に何を勉強して来たのかを伝えられるツールなんだなと思いました。

個人的な研究の事は他の人には役立たないので飛ばしますが、他に伝統音楽を演奏する中で一つの肩書きができたというのもあります。

伝統音楽というか、雅楽なんですけど。
私の先生の周囲の楽人さんは芸術関係の方も多く、芸術関係で無くても芸大で講義を持ったり、舞台で演奏されている方が多いです。
音楽は芸術なので・・・

そんな中で、芸術を広く学んだ事、芸大卒という肩書きを得たことはメリットの1つでした。
○○芸大で勉強してはった、みたいにカテゴライズされると話が早いんですよね。
それは良かったなと思います。

学生生活では微妙な事も沢山あったけどね・・・

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain

通信制大学は卒業・退学では評価できない

入学生の30%しか卒業できない通信制大学
入学時は本当に悩みました。
まだ二十代半ばで、年間40万前後を想定していた学費も大きな足枷でした。

五年間掛かって卒業してみて、大したこと無かったなと思ったりします。
もちろん大変だったんですけどね。

通信制大学の学生は2パターンに大きく分類できるんですけど、定年後の進学や専業主婦としての進学で時間とお金に余裕がある人と、働きながらで時間がない人の2つです。

時間のある人は結構卒業して行きます。
7割が退学するので、最初は学力的な問題かと思っていましたが、卒業した今思うのは、多分そうでもないなって事。

縁あって大学を退学した人とも知り合いましたが、学力や意欲が卒業した人に負けているとも思いませんでした。

生活する環境や金銭的な背景が卒業に大きく影響していると思います。
それでも、環境だけで卒業できるって物でも無いですけど。

卒業率3割の大学を卒業して思うのは、芸術は金次第という事、そして継続できない人や意欲を持って学べない人は大学にお金を吸い取られるだけという事。

個人的には、通信制大学の卒業・退学という結果は学びに比例する物ではないと思います。

f:id:lihui1992:20190730221036p:plain