4月の初頭に卒論の前段階となるレポートの締め切りがあるのですが、奈良県では県立・市立とも図書館が閉館しています。
きっと他の地域も同じで、新型コロナの影響で図書館が閉館している地域が多い事と思われます。
しかし!それでも迫り来る締め切り。
単位を落とすと留年決定、油断できない状況です。
まぁそんな訳で、このご時世、図書館の閉館が長引く可能性も充分あるので、図書館が閉まっていても使えるサービスを書いてみようと思います。
CiNee
CiNeeは以前も紹介しているのですが、インターネット上で論文を検索できるサービスです。
論文によるのですが、全文をインターネット上に公開している物もあるので、限定された使い方になりますが、図書館が閉まっていても一応参考文献となる文章は取得できる可能性があります。
目次が掲載されていたりするので、ページ数を確認して、遠隔複写を受け付けている図書館に複写を申し込む事も可能です。
遠隔複写はインターネットや電話から申し込めるため、遠方の図書館でも問題はなく、お金が掛かる苦肉の策ではありますが、背に腹は変えられないので・・・非常時にはそんな手もあるでしょう。
国立国会図書館
国立国会図書館では、特定の書籍のデータをインターネット上に公開しています。
書籍一冊分をまるまる公開しているため、図書館が閉館している今、かなり役立つ情報源になるのではないでしょうか。
問題点はページが重い事と、書籍が限られている事でしょうか。
ただ、PCに接続しているプリンターから印刷が出来るのはかなり有難いです。
また、遠隔複写を申し込む場合は、蔵書数・図書館の営業の両面で、恐らく国内では国会図書館が一番確実です。
料金は高いですが、仕方ないでしょう。
閉館していても、県立図書館等で遠隔複写を受け付けている場合もあるので、調べてみると良いでしょう。
コトバンク
最終的に、もうどうしようもない場合は百科事典を元に文章を引き伸ばすしか無いです。
締め切りはそのままなのに、図書館が開いてないんだから仕方ない。
資料の無い状態で論文を書けなんて、土台無理な話です。
材料が無いのに料理を作るような物です、良いものはできないと思いますが、仕方がないです。
百科事典も普通の人の家には何冊も無いと思うので、コトバンク等のインターネット上で公開されている物を使うのが良いでしょう。
どうしようもない状況ですね。
私の進捗状況
さて、最近の私は卒論に向けて、日本の芸能と中国の芸能・儀礼を延々と調べています。
当初は中国の儀礼と宗教芸能に関する書籍がなかなか見付からず・・・
周礼が一番参考になるのでは・・・と思いつつも図書館が閉館しているという状況で暫くは詰んでいましたが、最近ようやく中国の儀礼に関する情報をインターネットから獲得しつつあります。
日本でも伊勢神宮が(謎の)YouTubeチャンネルを作っていたりするのですが、中国の宗教もSNSやインターネット上での宣伝が重要になって来ている様です。
まぁ、世界中どこでも同じですね。
観光客へのアピールで言えば、インターネットは最適なツールです。
祭典の告知もできますしね。
出典が無いと論文には使えませんが、道教関連の団体がインターネット上に公開している情報は参考文献として使えるでしょう。
参考文献にならない物でも手がかりになる情報も多いです。
色々な事が解りつつあるのですが、その反面論文のテーマは解らないままだったりします。
コロナも流行してるし、論文執筆中の学生はみんなナーバスになっているに違いありません。
不安定な状況を一刻も早く脱出したい物です。
コロナ感染者が出てきた当初から、春日大社は病魔退散の祈祷を毎日しているらしく、確かに奈良県での感染者は少ないですが・・・
コロナの感染力と比較すると、1日一回の祈祷では足りない様な感じもしますね 笑
では!