小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

パワハラが原因で精神科に行った話

ブラックだった前職の労働環境

ブログでも書いていますが、私は少し前までブラック企業に勤めていました。
誰も興味は無いかも知れませんが、大学病院の精神科を受診してから体調が回復しつつあります。
そこで、ブラック企業の事と私が体調を崩した経緯について書いてみようと思います。
誰かの参考になれば良いな。

私は本職の巫女を退職した後、職業訓練を経てブラック企業契約社員として転職しました。
正直に言うと、元々一般企業で死ぬまで働き続けるつもりは無く、いづれ退職するつもりだった為、非正規で大学を卒業するまで働くつもりでした。
ブラック企業の仕事はチームワークが必要では無かった事と、給与的にも業務内容的にも、通信制大学に通学できる内容だと思った事から、ブラック企業で働き続ける事を決めたのでした。

働き始めの頃は、勤務時間が異様に長いだけの普通の職場だったのですが、ワンマン気質のあるマネージャーと50代のパートの出向さんが対立し、事務所が仲介に入った事で環境が悪化しました。
結果的にマネージャーは退職に追い込まれ、慢性的な人員不足が原因で、マネージャーの休日出勤とコネで成立していた業務は崩壊しました。

他部署から配属されたマネージャーも立て続けに精神疾患等の病気で休職するか、退職するという不のループが出来たのでした。
新人さんも定着せず、退職者ばかりが増える状況下で、従業員のストレスからパワハラ・セクハラが横行していました。
元々パワハラや虐めはありましたが、ここまで来ると、会社側は何をしていても従業員をクビに出来ない状況ですからね。

そんな状況下で人事異動により課長が変わり、新しい課長は人件費を削減して成績を上げるという無謀な挑戦を始めたのでした。
従業員は疲弊し、本社の社員からもクレームを入れられる始末でしたが、クレームや苦情は途中で揉み消されるので、本人の耳には届かず。
1年間で契約社員の1/4が退職しました。

そんな訳で、実は元々軽度の障害がある私は体を壊して半年休みましたが、体調は一向に回復せず。
深い睡眠が取れず、常に体が重いものの疲労は感じない・・・と言う、常に夢の中に居るような感覚がありました。
結果的に、私は障害として診断される際に検査を受けた大学病院に再度診察をお願いする事になりました。

投薬治療によって、睡眠が改善され、肉体的な疲労を感じる様になりました。
因みに、私の障害はごく軽度の物なので、手帳も申請していませんし、支援などは一切受けていません。

今後の回復の状況によって、障害者としての支援を受けるか否かを判断して行こうと思っています。

パワハラ・セクハラの被害を受けた方へ

パワハラ・セクハラの被害にあった事のある方は、社会全体から見ても割合として多いのでは無いかと思います。
自分を責める方も、そうでない方もいるでしょう。
ただ、体調が優れない、良く眠れない、疲れが抜けない・・・という方には適切な病院で診察される事をオススメします。

精神科・心療内科への入り口は一般的に広まっている様ですが、やはり精神医療は受け入れ難いという方も居ると思います。
精神病院には、歴史的に見てもなかなかダークな面があり、人体実験等のダークな事件も実在します。
現在は精神疾患自体が一般的になり、この様な事件は無いと思いますが、根深い差別や精神医療そのものの問題などはあると思います。
特に、精神医療に用いられる薬には依存性の高いものも少なくありませんので、その辺は注意が必要だと思います。

精神科・心療内科に通っているけれど、地元のクリニックが良くない、何年通っても病気が改善せず、医者に聞いても誤魔化される、薬の量がどんどん増えて行く・・・等の状況にある方は、個人的にセカンド・オピニオンや転院を考えても良いのでは無いかと思います。

社会的弱者に対する風当たりは常に強い物です。
そこには日本社会の未熟さもありますし、社会全体の矛盾もあると思います。
他人を騙し、欺けば上手く行く事も世の中にはありますが、やがて全ては無に帰します。
他人を騙し、欺いた人間は、他人を騙し、欺いた人間にしかなれません。
その事実は死んだ後も永遠に変わる事はありません。
上手く付き合える日が来たら良いなぁと思います。


相談者がいない時は、カウンセリングサービスを使う事もできます。
無理せずに行きましょう。



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