通信教育部の学習はレポートが中心です。
自宅学習の科目でも、スクーリングでも、私の通う大学ではレポートは必須条件になっています。
入学直後はこのレポートが難関に見える為、文字数の少ないスクーリングばかりを履修して、レポートを書く事から逃げてしまう学生もたくさん居ました。
しかし、長文のレポートを後回しにすると、卒業前に長文のレポートばかりこなす必要が出てくる為注意が必要です。
そこで、現役の通信制大学生として、レポートの書き方について書いてみようと思います。
ちなみに、こんな記事もあるので、興味があればどうぞ~
xiaoshizidewei.hatenablog.com
レポート学習の方法とレポートの構成
レポートや論述に関する科目がある場合、入学直後に受講する事をオススメします。
ざっくり言うと、レポートには論文レポートと報告レポートの二種類があります。
中国語の場合レポート=報告で、とても簡潔。
こんな物はただの学習報告なので、難しく考える必要は無いです。
基本的に、通信教育部のレポートは文字通り学習報告書ですから、学習した事を報告すると良いです。
具体的には、前半に学習した事(テキストの内容)の纏めを書くのですが、それだけでは各自でレポートを書く意味が無いので、後半に自身の見解を入れるとバランス良く仕上がると思います。
基本的に私はテキストの纏めと自身の見解を半分半分くらいの割合で書きますが、テキストの内容が多い場合やレポートの字数が少ない場合はテキストの纏めは3、自身の見解は1の割合で書く事もあります。
時短学習のアイデア
通信教育部にありがちな、働きながらで時間が無いという問題は、少々質は下がりますがテキスト以外の資料を読まずに辞書に頼るという方法である程度カバーする事ができます。
レポートの評価を決めるのは情報量の多さではなく、いかにテキストの内容と課題を理解しているのか、という部分ですから、テキストを読み込むだけでも一定の評価が得られます。
沢山本を読んだとしても、理解できていなければ殆ど評価されない訳ですから、効率を上げるには厳選した本を読み込んで理解度を上げる方法が個人的には一番だと思っています。
集中して学習する時間が取れ無い場合は、ウェブを使って履修できる科目を履修したり、文庫本や電子書籍がテキストに指定されている科目を履修して、通勤時間に学習する等の対策を取る事もできます。
人間は長時間同じ作業を続けると効率が下がる傾向があるので、短時間の勉強を積み重ねる方式が結局は一番効率が良かったりします。
最後に個人的な意見として、当たり前ですが、学習に関して何かしらの問題がある場合は対策を取る事が大切だと思います。
対策を取らなければ問題は解決しませんし、学習方法が定着しない方は勉強方法についての本を読む事をお勧めします。
なかなか参考になりますよ。
評価は客観的に判断する!
そして、これは通信のウィークポイントなのですが、担当教員は非正規の場合も多く、時期にもよりますが適切な対応をしてくれるとは限りません。
通信教育では常に客観的な視点を持って、評価を受け止める必要があると思います。
例えば、学年末に提出したレポートに対して、担当教員から文章を一文作る毎に段落を入れる様に指示しました。
しかし、その様なレポートは実際には認められませんし、一般的でもありません。
私の大学だけかも知れませんが、通信教育部は通学部と比較して、教員も学生も差が激しい傾向があります。
モチベーションも様々ですし、実際問題として大学の仕組みを理解していない教員や学生も多いのです。
教育熱心な先生、手を掛けて下さる先生ももちろん居ますが、講義中に外国人に対する差別発言をしたり、体調不良の際に「単位は取れるから」と指示されて早退した事が原因で単位を取り消された事もあります。
学生にも様々な方がいる為、交流を持つ事自体は素晴らしいですが、周りの意見に流されず自身を客観的に判断して行く必要があると思います。
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