小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

【通信制大学】卒業できる人ってどんな人?ー単位習得に追われる年末

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どうでも良いのですが、通信制大学では春期・冬季スクーリングが激戦だと思う今日この頃です。

うちの大学では抽選になるのでね・・・
特に春の新入生のやる気が凄い!
そんな新入生の勢いも、半年~1年前後で落ち着いて来ます。

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取得単位に追われる

今年度は担当教員に嘘を付かれて単位を取り消される事件が無かったので、無事に卒論の科目を履修しています(相変わらず根に持つ)

現時点で90単位は習得済み、判定待ちの単位が10単位前後あります。
今年度中に102~104単位は取れるかなという所です。

卒論の提出で8単位習得できるので、卒論を提出した時点で110~112単位。
残り14~12単位を四年目に習得する感じですね。

美術系の科目を取りたいのだが、仕事が休めるのかが問題。

そう言えば、失業保険の範囲内で働ける職場が決まりました。
お寺関係ですよ、アンタも好きねぇって感じです。


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卒論の進捗状況

それは兎も角として、論文の準備も進めています。
宗教舞踊をテーマとしているのですが、やはり舞踊の所作を学術的に論ずるのは難しい。

中国の儀礼について書かれた儒教の経典、『礼経』なんかも読んでいるのですが、もう他に所作を記した文献が思い浮かばなくて・・・

日本の物なら、平安時代の物で儀礼の所作を書き表した文献があった筈なのですが、儒教に限定すると文献がグッと絞られて、もはや礼経しか残りません。

頭で考えるのは楽で、前に中国で見た拝礼の所作とか、中国ドラマで見た所作、中国舞踊で見た所作、色々あります。

しかし、どの様に論文として書き表すのか・・・悩む所ではあります。
手を後ろに伸ばして、とか書いても良く解らんですしね・・・

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ゼミに来るのはどんな人達?

卒論に入ってからは、来年度卒業予定の学生たちと毎度ゼミをする訳ですが、結構タイプが別れています。

一つは三年度編入の人達。
大学に入ってから半年程度(※通信では卒業の前年からゼミに入る)学んだ方々で、仲間とつるんでヤイヤイ言いたい元気な人達。

やはり、半年という短期間かつ単位も少ないので、彼女たちは友人が多いです。
そして、大学に来たんだから!というフレッシュさがあります。

それに対して、一年度から入学した人達(私を含む)はもはや達観しています。

やはり留年率も高く、同期がサッサと退学してたりする加減で、もやはフレッシュさなどありません。

5~8年は働きながら学んでいるので、良くも悪くも意見も違っています・・・
そんな感じ。


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大学四年目、入学して良かった?

卒論を目前として思うのは、犠牲も多かったなって事ですね。

普通にブラック企業で働いてたので、1日15時間勤務とかで週に5日働いて、金土日で1日8時間の講義、通学に片道2時間、みたいなスケジュールをこなしてた。

実際問題として、大学が無ければ仕事を辞める必要は無かったですからね。

良く通信制大学卒業生のインタビューで聞くのが、卒業できる人は途中で仕事を変えるっていう話。
実際にそういう人は多いと思います。

人によって優先順位は違うので、私みたいに学術を第一に考えたいなら入学した方が良いのかなぁ?

まぁ、大学によって制度は違いますし一概には言えないけど。
けど、うちの大学みたいに、制度がコロコロ変わる大学は信用できないから止めた方が良いですよ。

大学卒業を目前にした素直な感想は、ついに大学院進学の切符を手にしたなという感じ。


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通信で卒業できるのはこんな人

正直に言うと、ゼミに来てる人達の共通点は頭の良さでは無いです。
三年度編入の人達は一年目で卒論の科目を履修するので、けっこう気楽そうですけどね。

一年入学の人達はやはり、少し特徴があります。
なんだろうか、一年入学で卒業する人達は一言で落ち着いている年か形容できないのだが、特有の雰囲気のある人が多い。

マイペースを保てる人達、という感じです。
他者と自分を切り分けて考えられる人達。

四年間で数百万円を支払って、働きながら通うのだから大変です。
しかし、入学前に思っていたのと大変さのベクトルが違っていた印象はあります。

結局、続けられるか否かですよね。
私は職歴が転々としているのですが、最近ある事に気が付きました。

続けられる・続けられないって、他の物との取捨選択の末にある物らしいです。
舞を続けるか、雅楽を続けるか、仕事を続けるか。
この選択の中で、私は永遠と芸能を選んできたらしい。

経歴を見ていると、いつも仕事は辞めるけど芸能は辞めて無かったんです、不思議と。
結局は、どれだけやりたい気持ちがあるのかという所に尽きるみたいです。

では!


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