レポート終わらせてきたよ
昨日、図書館に入り浸って、なかなか書けなかったレポートをようやっと終わらせて来ました。
疲れたね。
本当は中国美術のレポートなんだけど、水墨画のレポートとか書いたばっかりでテーマが被るし、古代の美術作品は理論がハッキリしてなくて書きにくいし・・・
結局、古代の中国と日本の造形芸術を比較する事で手を打ちました。
兵馬俑みたいな写実的な表現と、埴輪みたいな抽象的な表現って、全然違っていて面白いじゃないですか。
他に書くことが無かったんですよ・・・
あと、中国ではかなり早い段階から神を表現してるのが面白かったんです。
日本神話編纂以前から日本は中国思想の影響を受けていた?
そんな感じで調べていて思った。
アレ?
日本出土の銅鏡にも、四神はもちろん、西王母・東王父まで表現されてるじゃないかと。
奈良のキトラ古墳には、天文図まで記されてるじゃないか。
え?って感じ。
しばらく卒論の関係で陰陽道の本ばっかり読んでて、陰陽道が神道と同化して行く過程を追ってたのですが。
日本神話の編纂以前から、日本には西王母や東王父の様な中国神話の神々のモチーフが存在してた事実は大きいし、なんというか・・・この当時に神道の祭祀は確立されていたのかな?っていう。
我々は神道という日本古来の宗教に陰陽道とか、そういう中国思想が影響していると思いがちだけど、実は違うんじゃないのかな?っていう・・・疑惑が生じたよね。
今の日本の神道の祭式の殆どは中国の祭式と非常に似通っているし。
ずっと江戸時代に儒教と一緒に流入したのかなって思ってたけど・・・違うかもなって思い始めました。
まぁ、当時の人々が中国神話の神々を理解していたのかどうかは解りませんけどね。
漢字だって始めの頃は中国の真似をして書いてただけで、文字として理解して書いていた訳では無いって考えられてるしね。
当時の人々は中国思想を解ってなかった可能性もあるけど・・・古事記の始めの所なんかには、"陰陽"って言葉が出てきたりする。
キトラ古墳の天文図とかもあるし、少なくとも七世紀~八世紀の日本人はある程度中国思想を理解した上で、中国由来のモチーフを取り込んでいたのだと思います。
凄いなって思いました。
コロナと卒論の事
コロナ第二波が来てますが・・・県立図書館は再開して、当初は場所を限定して解放されていたのが、最近は全館解放されて喜んでます。
やっぱり通信制大学は働きながらのお勉強なので、夜中(って言っても8時だけど)まで開いてる図書館はありがたい。
机も解放されて、本を借りずに図書館でレポートを終わらせる事ができました。
となりの机のオジサンが見るからにイライラしてて、時々舌打ちとかして、気が散るしちょっと迷惑だったけど、まぁオジサンは自己チュー(死語)な人が多いから、もう良いけど。
カフェテリアもあって便利なのに、今はテイクアウトしかできなくて残念ですけど・・・コロナが終わったら復活するでしょう。
500円くらいでコーヒーとホットドッグと食べれて良かったんだけどね・・・
ホットドッグは意外に手作りっぽい味で、結構美味しかったんだけど、暫くはテイクアウトオンリーだから、どこで食べたら良いのか良く解りません。
ボチボチですね。
秋には、以前から意気込んでいたフィールドワークがあるのですが・・・
お祭りもコロナでどんどんダメになってるから、なかなか怖い所ではあります。
宮司さんは研究に協力して下っているのですが・・・まぁ宮司さんや氏子さん達の健康には変えられません。
タイミング悪いなぁ~