こんにちは。
現在無職の通信制大学生です。
海外文通関係のキーワードでこのブログを見てくださっている方が居るようなので、今日は文通団体について書いて行こうと思います。
ちなみに、かなりどうでも良いですが私の外国語学習のイメージはこんな感じです。
youtu.be
文通団体とは?
インターネットやEメール、SNSの普及によって文通の文化は廃れつつありますが、海外文通に興味のある方は、今も意外と多いのではないかな?と個人的には思っています。
私は高校生の頃から20代前半まで、趣味で海外文通をしていました。
異国に住む文化も言語も異なる人とコミュニケーションを取っていた事は、私の中で今も大きな経験として生き続けています。
海外文通には、言語として英語を学ぶ以上の価値があるのは明白ですし、文通を通じて広い価値観を知る事ができます。
既に海外に友人がいる場合を除いて、通常は海外文通を始める場合、文通団体を通じて文通相手を紹介して貰うという手続きを経ます。
インターネットを通じて相手を探すこともできますが、昔ながらの文通団体を三つ紹介したいと思います。
興味のある方はぜひ参考になさって下さい。
青少年ペンフレンドクラブ
日本の文通団体の中でも特に有名なのが、日本郵政の青少年ペンフレンドクラブですね。
青少年ペンフレンドクラブの最大の特徴は会費が無料だという事です。
青少年ペンフレンドクラブの会員になると毎月レターパークという冊子が届く様になります。
レターパークには文通に関する情報や、文通を希望する国内・国外の人達のメッセージが記載されています。
会員はレターパークにメッセージを載せて貰うか、レターパークに記載されているメッセージを見て文通を申し込む事で、文通相手を見付ける事ができるのです。
レターパークを見て文通を申し込む場合、確か二人だったと思うのですが、人数制限があります。
一人のメッセージに文通の申し込みが殺到している場合、抽選で選ばれた人だけが紹介されるシステムなので、なかなか文通相手が決まらないというデメリットがあります。
私が会員だった頃は、全体的に英語圏の人達は人気があり、アジア圏の人達は人気が無い傾向がありました。
アジア圏に文通相手を見付けたい場合や、無料で文通団体を利用したい場合に最適な団体だと思います。
川崎国際文化交流会
私が高校生の頃からある、日本の文通団体です。
川崎国際文化交流会の会員になると、日本に興味のある海外の友達を紹介して貰う事ができます。
青少年ペンフレンドクラブや次に紹介するInternational pen friendsでは手紙での文通が主ですが、川崎国際文化交流会ではEメールを使った交流もできます。
海外ペンパル紹介コース、スタンダードコース、デラックスコースの三種類があります。
基本的には海外ペンパル紹介コースに英文レターの文例等が追加されるか否かの違いで、サービス自体には変化は無い様です。
川崎国際文化交流会では、会員のアドレスを非公開にした状態で、ペンパルを募集して貰えます。
また、毎週20~25名のアドレスリストが届けられる他、自身の情報をアドレスリストに掲載して貰い世界50カ国に配信する事もできます。
最も特徴的なのは、追加料金を支払う事で翻訳をお願いできる点です。
初めて海外文通をする場合、川崎国際文化交流会は最適な団体だと思います。
International pen friends
International pen friendはフィンランドの文通団体です。
文通相手の紹介を行っている他、People and placeという文通や旅行に関する会報を年に一回発行しています。
International pen friendsの会員になると、4~14人分のアドレスリストが届きますので、これを元に手紙を書いて文通を申し込む事で、文通相手を見付ける事ができます。
入会後に自分のアドレスもアドレスリストとして他国の会員に届けられますから、ある日突然手紙が届く可能性も高いです。
サービスは年齢ごとにC1~ C8までの八つに区別されており、所定の料金をPayPal等で支払う事でInternational pen friendsのサービスを受ける事ができます。
基本的には英語でのやり取りになるため、英語に対してある程度の耐性がある方に最適な団体だと思います。
番外編・インターネットサービスとアプリ
私は基本的に、長期的にやりとりが出来る文通が好きなのですが、インターネットやアプリのサービスを利用した事もあります。
Inter palsについては別に記事を書いているので、こちらへどうぞ~
xiaoshizidewei.hatenablog.com
海外文通で英語を学ぶメリット
海外文通で英語を学ぶ事と、テキストや動画、授業等で英語を学ぶ事は本質的に違います。
なぜなら、文通で使う英語はコミュニケーションの為の英語だからです。
海外文通では海外の同年代から手紙が届くため、手書きの文字が解りにくかったり、英語のスラングが混じっている事もあります。
相手の母語が英語でない場合は、相手が英語を間違えている事もあるでしょうし、こちらも英語を間違う事があります。
自分の気持ちを伝えるために学ぶ英語と、勉強として学ぶ英語は全く違います。
また、海外文通を続けていると、知っている単語で文章を作れる様になるため、より英語でのコミュニケーションが身近になります。
私は海外文通をしていて良かったと思いますし、もしも興味のある方がいれば挑戦して欲しいと思います。