小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

マーチンゲール法は人生にも使える

人生はギャンブルと同じだと言うと語弊がありますね。
そもそも、通信制大学で伝統文化を学ぶ超文化系の私は、ギャンブルをした事が無いので、ギャンブルの実情は解りません(笑)
でも、好奇心から色々な記事を読んだので、マーチンゲール法という、ギャンブルの必勝法がある事は知っています。

やり方派簡単で、ギャンブルで負ける度に掛け金を二倍にして行くだけです。
そうすると、ギャンブルは確率の問題でいつかは勝ちますから、途中でお金が尽きない限り損する事が無いという理論です。
この話を聞いた時に、とても合理的だったのでギャンブルに対する考え方が少し変わりました。
とは言っても、恐らく一生ギャンブルをする事は無いと思いますが・・・

最近、小さなビジネスを始めるに当たって、資格を取ったり、営業許可の手続きを調べたりしたりしています。
そもそも何故自分はこんな儲かるかも解らない事をするのかと改めて冷静に考えてみた時に、自分はこのギャンブルの必勝法と同じ理論で私は行動している事に気が付きました。

私のロジックはつまり、こういう事です。
人生に不幸な事があった後に、それよりも幸福な事を起こせば、その人の人生は結果的に以前よりも幸福になる。
単純明快です。

では、幸福を引き起こすにはどうすれば良いのか?
これもギャンブルと同じです。
ギャンブルの勝ち負けの様に、人生でも不幸になる可能性と幸福になる可能性を予測する事はできません。
だから、不幸になった時はリスクの取れる範囲で延々と新しい事に挑戦してみると、幸福が得られる可能性が必然的に高まります。

Dr.コパも、運気の悪い時は普段よりも頑張らないといけないと言っていました。
普段は風水を意識する事があまり無いのですが、この考え方には凄く納得したので、印象に残っています。

改めて自分の人生を思い返してみると、大きな不幸の後にはその度に大きな挑戦をして来ました。
通信制大学に入学し、雅楽教室の見学をいくつも回って現在の先生と知り合いました。
お神楽の団体も必死になって探しました。

絶対に良い所に行ってやるという、ある種の執念に近い意地が私を現在の場所まで歩かせた様に思います。
お陰で色々とありましたが大学に通い、中国語を学び、現在は中国人と簡単な事だけですが交流する事ができる様になりました。
ブログを作り、雅楽も憧れの先生に習える様になりました。
不幸な出来事が無ければここまで来れなかったでしょう。

特に雅楽の教室は良い先生に巡り会えず、延々と教室見学を続けました。
この時に途中で執念を投げ捨てて、あまり良くない先生の元で笛を習っていたら、今の先生に笛を習うという奇跡的な出会いを経験する事なく、不満を抱きながら雅楽を続けていた事でしょう。

不幸な出来事が幸福の切っ掛けになる事はあっても、不幸は不幸であって、幸せの種ではありません。
一瞬で人生を変える方法もありません。
未熟さを急速に塗り替える事はできませんが、諦めずに結果となる事の種を増やす事で辿り着く幸運もあると思います。

未熟だから出来ない事も世の中には沢山あるけど、出来る場所に出会ってないから出来ない事も世の中には沢山あります。
自分が成長できる事、自分が目標としている事、自分が人生の中でどうしてもやりたい事等など・・・諦められない事があるのならば、執念を持って挑戦する事をお勧めします。
風当たりが強い時もありますが、思いもよらない幸運が舞い込む事もあります。

私は個人事業をする事で、利益は少ないかもしれないけど、自営という新しい立場で社会経験を積み、自分がより成長できるのではないかと思いました。

それに、今後留学する事を真剣に考えると、正社員の仕事に就くことが出来ても、入社数年で退職しなくてはなりません。
年齢的にも、結婚や出産等、会社を辞める切っ掛けになり得る様なイベントが目白押しで、将来を見据えて動く事ができません。
結婚できない可能性も高いですが・・・(笑)
正社員として安定した仕事をするには時期的に適さないのでは無いかと思いました。

本当に自分で商売ができるのか、その実力があるのか、正直とても不安です。
でも、個人事業をしていた亡き祖父が良く言っていた「無い金を使うんや無くて、金は貯めてから使う物や」という言葉を信条に、自分で貯めたお金を使って少資本で、小規模な商売をしたいと思っています。

途中でアルバイトをする事になっても構いません。
仮にお金を失ったとしても、自分の成長に繋がると感じています。
それに、まだ20代ですから、事業に失敗しても再就職する事ができると思います。

雇われている限り、大学の勉強(スクーリングの日程等)と仕事を両立するのは困難です。
でも、事業を興す事で留学しても続けられる仕事を自分で作る事がで出来るかもしれない。
この挑戦には、手元にある数十万の貯金を掛ける価値があると感じています。
甘い考えかもしれませんが、社会に通用するかどうかは挑戦してみなければ解りません。


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