小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

食品衛生責任者の講習会を受講しました

個人で輸入した茶葉を販売したいと思い、食品衛生責任者の講習会を受講して来ました。
商工会によると、パッケージされた商品を販売するだけの場合、食品衛生責任者の資格は必要ないそうです。
でも、資格も無い状態で食品を扱う仕事をするのは不安ですし、試飲などをする場合は資格が必要な事もあるそうなので、販売する前に講習を受講する事にしました。

食品衛生責任者とは

栄養士、調理師、製菓衛生師、ふぐ処理師等の資格を持っている場合は、新たに食品衛生責任者の資格を取得する必要は無いそうです。
しかし、それ以外の方が食品に関する事業を始める、或いは食品衛生責任者の資格を取って企業で働く場合、全国各地で開催される講習会に参加する必要があります。

講習会の日程は各地の食品衛生協会に電話で問い合わせるか、インターネット等で検索して調べる事ができます。
私はインターネットで検索して、隣町で開催される講習会に申し込みました。

月に数回と頻繁に行われていますし、地域によるみたいですが事前連絡なしで当日参加する事もできるそうですから、不規則な仕事をされている方でもスケジュールの調節が比較的容易だと思います。
基本的には飲食店などを経営されている方や、企業の中で責任者に命じられた方向けの講習会なので、忙しくても参加できる様に考慮されているのかも知れないですね。

講習の時間は長い、と主催の方が仰ってましたが、通信制大学のスクーリングに馴れた身としては短く感じました。
個人的には2〜3日連続で詰め込んでも良い位ですが、経営者の方は数年の間隔で受講される様なので、他の方は法改正の確認と、基礎の復習程度の感覚なのでは無いかと思います。

講習の内容

講習の内容はこんな感じです。
午前・公衆衛生学、衛生法規
午後・食品衛生学、復習問題、修了証交付

内容は食中毒と食中毒の防止に関する事、ノロウイルス関連の汚物処理、手洗い、調理器具の取扱等でしょうか。

飲食店を経営するにあたって、特に重要な事が纏められているという印象です。
逆に言うと、飲食店以外で食品を取り扱う場合は、必要な知識が講習から得られない部分がある・・・という感じがします。

加工食品を販売する際に、ラベルに記載しなければならない事や、加工食品を販売するにあたっての注意は講習内容にはあまり含まれていませんでした。
講習会の始めにテキストが配布されますので、飲食店以外の事業をされる方は各自でテキストを参照するスタイルになると思います。

講習後のテストは問題数も少く、非常に簡単な物でした。
飲食店で一年ほどアルバイトをしていた経験から、元々食中毒菌に関する知識がありましたので全問正解する事ができました。
もしも正解できなくても資格の取得には関わりがない様ですので、心配するような物では無さそうです。

さて、そんな感じで講習が終わりました。
個人事業としての茶葉の輸入販売、本当に私にも実現できるのか不安ですが、もうやるしか無いので頑張ってみようと思います。



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