小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

【HSK4級受験・当日の流れと感想】これから勉強したいこと



HSK4級当日の様子

HSKは、公共交通機関の遅れであっても遅刻厳禁。
試験自体も久々なので緊張でよく眠れず、結局1時間以上前に会場に到着。
コンビニで予備の鉛筆を買ったり、過去問を解いたりして時間を潰しました。
会場では意外と欠席者も多く、空席が寂しかったです。

公式サイトでは2Bの鉛筆をやたら推していますが、実際には2Bのシャーペンで充分でした。
0.5くらいの太さがあれば全然マークできます。
むしろ、作文はシャーペンの方が書き直しが目立たなくて良かったです。

試験中はスマホの電源を切るよう書かれていたので、試験前の早い段階で電源を切ったものの…受験票がスマホに入っているので結局電源を入れ直すはめに。
受験前に人のブログを見て知っていたのに、同じ轍を踏みました。
要注意です。

試験開始直後には、問題用紙を閉じているシールの開け方が解らず大幅に遅れを取りました…!
綺麗に剥がそうとしても無理なので、男らしく破るのが正解らしい。

リスニング試験後に休憩と言うか、マークシートを塗る時間が与えられます。
その感覚で読解と作文の間にも休憩があると思ったら無かったので、それも注意ですね…

試験全体を通して、自己採点用に問題用紙に色々と書き込んでいたのですが…最終的に問題用紙も回収されたので時間の無駄でした。
そもそも、HSKでは、問題や解答、正誤の判断基準、配点すら未公開なため自己採点できません。
試験を受けたら結果を待つのみです。
合否が気になって夜しか眠れません…

振り返ってみると、本当に久々の試験だったので色々な事に焦りました。
周りは馴れた様子だったので、4級は受験経験者が多いのか、ちゃんと教室で教わっている人が多いのか…
とにかく色々な事に翻弄されましたが、無事に試験を終える事ができました。

今回4級を受験して、特に文法がかなり伸びました。
その結果、今までは難しいと思っていたHSK5級のレベルチェックテストで合格点を上回る点数を取れるようになったため、今後は5級受験も視野に入れて勉強したいなと考えています。

その前に4級の合否連絡がある訳ですが…
受かってたら良いな!

オバサンが語学の資格を取るのは普通のこと

HSKの受験にあたって、アラサーで語学の試験を受けるなんて恥ずかしいんじゃないか…という気持ちが少しはあったのですが、受験会場には若者から初老の方まで幅広い年代の中国語学習者が集結しており、なんだか凄く心強かったです。

老若男女を問わず受験する姿を見て、以前から考えていた英検受験を本格的に準備しようと思えるようになりました。
というのも、自分の中で「英検は学生が受ける試験」という考えがあり受験を躊躇っていたのです。

調べてみると、英検は20歳以下と20歳以上で日程が変わるらしいので、学生に囲まれて受験する事にはならなさそうです。

TOEICとも迷いましたが、英検は文部科学省が後援している公的資格なので国内では信頼がありますし、学生の頃に取った英検4級の続きを受験したかったので英検を受ける事にしました。

仕事に活かす場合、大抵は英検○級もしくはTOEIC○○点以上みたいな扱いが多いので、どちらを選んでも大差ないように思います。
海外の企業では解りませんが。

中国語の話に戻りますが、HSKを受験してから勇気を出して仕事中に少しだけ中国語を話すようになりました。
中国語で説明しても、大抵は「あぁ…」くらいの軽い返事しか返って来ないので、伝わっているのか良く解りませんが…

それでも時々は軽い会話ができる様になったので、中国語は発音が難しい、独学では無理という概念を打ち破って、自信を持てた気がします。

語学って勉強したら本当に話せるようになるんだなぁ…と、根本的な所を実感しています。
試験を受ける事で裾野が広がり、更に上の級に手が届く様になる事に気が付きました。
「もうちょっとやったろか」という感じです。