ブログの記事にするつもりは無かったんですが、書いてみる事にしました。
実は最近、祖母が亡くなりました。
新型コロナ・・・ではなく、普通に老衰と言うか、厳密には末期癌だったみたいですが、老衰みたいな物です。
このブログでは特に書いていないので、疑われる事も特にないと思いますが、念のために説明しておくと、実は親が再婚しているので、私の祖母は三人居ます。
血は繋がっていなかったのですが、特に関係が悪いという事もなく、良く手刺繍の入った小物や洋服、手作りの人形を送ってきてくれていた祖母が亡くなり、最後に会えなかったことを残念に思っています。
志村けんさんのニュースで、家族が新型コロナに感染するとお見舞いにも行けず、最後にも立ち合えない事が広く報道されました。
私もニュースを見て、色々と思う所はあったのですが、実は今回の事で新型コロナ感染者でなくても今の状況で家族が亡くなるとお葬式ができない事に気が付きました。
これまで、あんまり現実的に考えた事がなくて、母から電話が来た時点で、すぐに喪服をどうするかとか、移動手段はどうするかみたいな事を考えていたのですが、母からお葬式は同居の家族だけで行う旨を伝えられた時に、初めて緊急事態宣言が出ている事を改めて意識させられました。
お葬式は不要不急では無く必要な事ですが、感染リスクを高めない為にも参加するべきでは無いんだ、という事に気が付いて、ちょっと残念な気持ちになりました。
良く考えればお葬式自体も多人数が集まる集会ですし、特に田舎の人なので参席する人数も必然的に多くなります。
お葬式自体も数時間で終わる訳がなく、結局は式が終わってから火葬場に行って、お骨を埋めたりする必要がある訳なので・・・もちろん、その間に食事を振る舞う事になりますし、色々考えても実現は難しいというか。
本当に田舎の、離島の人なので、親類も関西や関東、九州等々、あちこちに散らばっている訳です。
集まるだけで感染のリスクがありますし、移動中に感染症リスクに晒される可能性が高いです。
自分も、他人も。
えらい時に亡くなったなぁ、と思って呆然とした気分でいます。
関西では感染者はかなり減ってきてはいるので、49日には行けるのか行けないのか・・・多分行けないと思いますけど、複雑な気持ちです。
まさかこんな時に亡くなるとは・・・
せめて一周忌には参加したいですが、一周忌の頃には長距離を移動できるまで回復しているのでしょうか、もうなんかウンザリした気分です。
大阪で7月にワクチンの治験が始まるそうですが、早く開発して欲しいですね。
