小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

転職でキャリアアップする為にはスキルが必要

こんにちは。
現在無職の通信制大学生です。

前職では揉めに揉め、退職するのも一苦労でしたので、現在は安易に転職するよりもスキルを身につけてキャリアアップしたいと考えています。

そこで、私が見付けたキャリアアップの方法を纏めて行こうと思います。

現在の日本経済

何度か言っている様な気がしますが、政府の政策で株価が上昇し、日本社会の中で動いているお金が増えた事で、名目上日本は好景気という事になっています。

しかし、実際にはデフレが回復せず、商品の値段が下落している状態です。

デフレとは簡単に言うと、企業は商品を売るために価格を下げ、数をさばく事で利益を得ようとしているという事です。

消費税増税の問題もありますし、この状態は今後も継続すると思われます。

商品の利益率を下げる事で、労働者の負担は増えますが、利益が少ない為に、低賃金で不必要になれば解雇にできる非正規雇用が増加しています。

経営が不安定だから雇用も不安定になる。
負のスパイラルが起きています。

この様な状況で、働ける場所で働けば良いや、と軽く考えていると仕事を失う事になりかねません。

スキルとキャリアアップが必要だと思う理由

これまでに私は職場で50代、60代になってから賃金を削られ、月に7~8万円で働いているパートさんを沢山目にして来ました。

自身のキャリアについて、深刻に考えて行かねばならないと思い始めた切っ掛けです。

人には色々な事情があります。
多くの場合、人間の立場は二つの原因から作られます。
本人の努力あるいは怠惰と、本人には変えられない環境の二つです。

資本社会は資本つまり、お金のある人が得をする社会です。
お金があるほど人は傲慢になれますし、お金があればそれが認められます。

多くの場合、虐げられるのは弱者である事を我々は理解しなくてはなりません。

社会人として働く人達は、真面目に働いていれば日々スキルが上がっている状態です。

仕事を通じて向上するのが、社会人が本来あるべき姿だと私は考えています。
だからこそキャリアアップが必要だと思うのです。

大手企業の時代遅れな方針

私自身、転職活動をして二社ほど会社を訪れましたが、四月という時期的な問題もあり、多くの二社とも私の経歴やスキルには興味がない様でした。

私に対する質問は、学歴と資格に関する事ばかり。
経歴や能力は話題にすらなりませんでした。

正直、これまでは即戦力として転職活動を繰り返していたので、この対応には面食らいました。

未だに日本の大手企業の面接では、学校での学びではなく学校の名前が、会社での経験ではなく会社の名前が評価されるのだと言う事が言葉の端々に出ており、なんとも言えない気分になりました。

この様な社会で、取り敢えず働ける場所に転職するのは得策ではないでしょう。

もちろん、お金が無い場合は転職する必要があります。
しかし、今回は失業保険も手当ても支給されますから、スキルアップに時間を使う事にしました。

転職活動中のスキルアップ

日本経済が発展している状況であれば、日本で働く事には大きなメリットがあります。
しかし現実は真逆で日本企業は労働環境も悪い場合が多く、ブラック企業等はあまり魅力的とは言えません。

より先進的な環境を知るために、視点を少し変える必要があるのではないかと私は思いました。

スキルアップの方法としては、日本の求職者は、手当てを受け取りながら職業訓練を受ける事ができますし、学生以外でもインターンシップに参加する事ができます。

インターンシップには有給の物と無給の物があり、海外で有給のインターンシップに参加して報酬を受け取る事もできるのです。

この場合は特に、仕事の経験とビジネス英語の二つの能力が向上する可能性が高く、リスクはあるものの魅力的に感じています。

もちろん、日本国内でもインターンシップはありますから、当然日本でも経験を積むことも出来ますし、インターンシップの制度は積極的に利用したいと思っています。

さいごに

日本全体の流れから抜け出す事は難しいですが、時代に適したスキルを身に付ける事は誰にでも出来る事です。

私は、今後日本の経済が下落するとは思っていませんが、デフレから抜け出す事も無いと思います。

深刻な人材不足と叫ばれる割に、転職活動をする知り合いから聞く話はなかなか渋い物が多いです。

前職の同僚は数年おきに転職しており、キャリアはありましたが年々採用が難しくなっている様でした。
この様な働き方は海外では一般的ですが、色々な話を聞く中で、どこかの地点で視点を切り替える必要があると感じていました。

転職では、絶対に前職よりも悪い環境で働いてはいけないという話を聞いた事があります。

お給料が下がっても安定している・環境が良い場合、もしくは環境が悪化してもお給料は良くなる等、何か一つでも前職よりも良いと感じる部分が無ければ、その職場は転職すべき職場では無いそうです。

今回の求職期間中は、年齢的にも状況的にも、キャリアについて真剣に考えるべきタイミングだと思っています。
妥協せず、時間を掛けて将来の道を選びたいです。




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