小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

生涯学習・通信教育のメリット

このブログでは学習以外の記事を書く事も多いですが、生涯学習に関する記事をメインに載せています。

今日は、私が生涯学習が大切だと思う理由について記事を書こうと思います。

生涯学習・通信教育の認識

私が生涯学習を意識する様になったのは、通信制大学に入学してからの事です。

それまでも生涯学習に興味を持った事はありましたが、生涯学習=ユーキャン等の資格の勉強というイメージを持っていました。

通信制大学に入学した理由については既に記事にしていますが、通信制大学に入学してから、年齢や立場に関わらずに勉強する事ができる、通信制という教育のあり方に大きな魅力を感じる様になりました。

スクーリングでは80代前後の学生と肩を並べる事もありますし、既にプロとして活躍している学生と知り合う事もあります。

私の様に何らかの事情から大学に進学しなかった学生も居ますし、既に大学を卒業している学生もいます。
それぞれの目的の為に学ぶ場所が設けられている事に対して、私は小さな救いを感じました。

通信制の卒業率は低いですが、学費は通学と比較すると格段に安いです。
努力次第で誰もが学ぶ事ができ、学位を得る事もできる。

近年、日本の貧困が話題になっていますが、通信制大学で学費が安い大学を選べば年間20万円前後で大学の勉強をする事ができます。

今は学ぶ事ができなくても、年齢に関わらず安価で大学の勉強できる場所があるという事実は、大学に進学できない事情がある人にとって大きな希望になり得ます。

通信制大学は日本の中で最もリカレント教育という概念が浸透している教育機関であると私は考えています。

私は通信制大学には、夜間大学を超える希望があると確信しています。

人生を変える生涯学習

さて、これらの事情を踏まえた上で、私が主張したいのは生涯学習を通じて人生を自分の望む方向へ変えていけるという事実です。

今の日本では未だに新卒一括採用・終身雇用制等の風習があり、高校卒業あるいは大学卒業と共に人生が決定されるという認識が根強いです。

終身雇用や新卒一括採用には確かにメリットも多いです。
しかし、社会経験の無い学生がいきなり一生働く会社を選ぶという仕組みに、疑問を抱かざるを得ません。

社会経験の無い学生に、企業の何が解るのでしょうか。

また、高卒で就職した場合、キャリアアップを目指して転職を考えても、学歴で大手企業に入社できない場合も多いです。

大学進学を望んでいても、働かざるを得ない環境にある子供は多く、彼らの人生が主に親の経済状況で決定されてしまう事に大きな疑問を感じます。

人間には自分で自分の人生を決定する権利があります。

社会で生きていく以上、スキルが求められる事は事実ですから、何かしらの方法でスキルを得なければなりません。

私はその方法として生涯学習があると思っています。

生涯学習とは、もちろん通信制大学だけではありません。
色々な生涯学習があり、少し視点を変えるだけで色々な道がある事に気付きます。

このブログでは(脱線する事も多いですが・・・)私自身の学習の経過と共に、様々な生涯学習の方法を紹介したいと思っています。

年齢や立場に関わらず、全ての人に自分が望む道に向かって歩んでいける資格があるのです。

その事を自分の人生と共に、このブログに書き残したいと思っています。




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