こんにちは。
現在農家のお手伝いをしている通信制大学生です。
少し前に平安神宮の神苑を訪れたので、ブログにしたいと思います。
平安神宮について
皆さんご存知か否か解りませんが、平安神宮は平安時代に造営された神社・・・ではありません!
また、明治神宮の兄弟でもありません。
明治神宮には何度も参拝している為、いつも明治神宮と言い間違えて白い目で見られます。
一応私は京都産まれ・京都育ちなのですが、平安神宮がなかなか出てきません・・・
そんな紛らわしいネーミングですが、良く考えてみると平安時代の神社が平安神宮という名前なのはおかしいですから、平安以降の建造物なのは当然と言えば当然ですね 笑
平安神宮は、明治28年4月1日に平安遷都1100年を記念し開催された内国勧業博覧会の目玉として、大内裏の一部復元が計画され、建造された建造物が後に神社になった物だそうです。
なるほど、どうりで普通の神社とは少し趣が違う訳です。
神苑について
平安神宮の見所と言えば谷崎潤一郎の小説『細雪』にも登場する桜の名所・神苑ですが、この日本庭園は建築物と同様に明治28年に造営された物です。
神苑は、平安神宮の大極殿から向かって左側にある入り口から入り、太極殿の周囲三方に配された南神苑、西神苑、中神苑、東神苑から構成されるコの字形の庭園で、面積は33,000平方メートルもあります。
桜の名所として非常に有名ですが、敷地が広いため桜のシーズンに訪れてもあまり混雑しないそうです。
ゆっくり桜を見たい方にはお勧めのスポットだと思います。
私は桜の季節に訪れた事は無いですが・・・
庭園の形式としては近代以降に成立した様式である回遊式庭園の形を取っており、広い庭園の内部を散策する事で楽しむような形になっています。
中国庭園の様な形ですね。
アクセス
京阪鴨東線 神宮丸太町駅(東へ徒歩約15分)、および京都市営地下鉄東西線 東山駅(北へ徒歩約10分)。
京都市営バス
(5・急行100・急行110系統) 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車、約3分
32・46系統・「京都岡崎・都心循環バス(京都岡崎ループ)」 「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車、約3分
31・201・202・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車、徒歩7分。
庭園散策!
神苑と言えば桜ですが、菖蒲や蓮が咲いていて五月でもなかなか楽しめました。
さすが名勝ですねぇ。
庭園内には神社もありました。
神社側の池ではまだつぼみでしたが、日の当たる方のいけでは蓮が咲いていました。
写真ではすぐに終わってしまいますが、案内に従って一通り巡ると30分ほど掛かります。
ここまで来ると庭園の出口周辺です。
この橋からは鯉を見る事ができて、確か餌もあげられると聞いた事があるのですが、餌はどこにあるのか何回来ても良く解りません 笑
悲しい事に、年を取ると鯉の餌なんてどうでも良くなりますね・・・
周辺施設の情報
平安神宮の周辺は岡崎公園として整備されています。
大鳥居の西には京都府立図書館、京都国立近代美術館、ロームシアター京都、東には京都市美術館、京都市動物園、みやこめっせ等があります。
岡崎公園では毎月一度?手作り市が開催され、門前市の様相を見せています。
京都しないでも大規模な手作り市ですから、興味のある方は手作り市の日を狙って参拝されるのが良いと思います。
また、みやこめっせでは時折舞妓はん・芸妓はんの舞台が開催されているらしく、時折チラシを見掛けます。
興味のある方は、みやこめっせのホームページから、公演の予定が確認できると思いますので、チェックしてみて下さい。
京都の舞妓・芸妓の芸能は日本舞踊ではなく"京舞"と呼ばれる地唄舞です。
この他にも都をどりや鴨川をどり等、京都では毎年いくつもの舞台が開催されますので、観光を兼ねて見物されるのも良いかも知れません。