猫の轢き逃げに遭遇した・・・
今日、不幸にも轢き逃げされた猫を目撃してしまいました・・・
出血が酷く、助からない事は解っていましたが、道路の真ん中で血を吐いて息絶えていたため、どうも気になって道路緊急ダイヤルに連絡しました。
正直な話、動物の交通事故は良くある事ですが、交通量の多い道路で血を吐いて動かない猫を見たのは初めてで、死骸が更に轢かれると可哀想なので連絡する事にしました。
そんな訳で、小型動物を轢いてしまったとか、轢き逃げされた後の動物を見付けた場合に連絡する場所を共有したいと思って記事にしました。
何となくでも読んでおくと、動物の轢き逃げ現場に遭遇したり、事故で動物を轢いてしまった場合に対処できるんじゃないかと思います。
都市部にも野生動物はいるので気をつけて
時々、私は都会に住んでるから野生動物とかいないよって言う人もいますが、結構都会でも野生動物は生息しています。
良く事故になるタヌキなんかは、東京23区内のほぼすべての区で目撃記録があるそうです。
野生動物は警戒心が強く、夜行性なので意識しないと人間の視界に入らないだけで、都会・田舎の区別なくどこにでもいる物なんだ、という認識があると緊急時に冷静に対応できるかなと思います。
動物が轢き逃げされていた場合、例えばそれがタヌキだったとします。
絶対に触らないで下さいね。
野生動物、特にタヌキやアライグマは狂犬病ウィルスを持っている可能性があり危険です。
狂犬病は致死率100%ですから、ある意味コロナより危険です。
タヌキやアライグマ以外の動物も、どんな菌を持っているか解りません。
冷静に、動物には触らずに適切な場所に電話をかけましょう。
連絡先は道路緊急ダイヤル#9910・自治体
今回私が連絡したのは道路緊急ダイヤルという所で、電話番号は#9910です。
国土交通省の管轄で、24時間対応で道路のトラブルに関する電話を受け付けていて、電話の内容を各道路の管理者に連絡してくれるサービスです。
猫の轢き逃げで緊急ダイヤルなんかしても良いのかな・・・と思いましたが、迅速に対応してくれました。
道の説明が必要ですが、地元の同じ道路を使っている人ではないので説明が難しかったです。
結構詳しく聞かれるので、手元に地図を用意しないと説明が難しいかなと思ったりします。
交差点から大体何メートル先で猫が倒れているのかを聞かれたりしたので、道案内や事故現場付近の目印があれば先にメモして纏めておいた方が良いかなと思います。
結構詳しく聞かれました。
道路緊急ダイヤルの他に、平日の日中であれば市役所などの自治体が動物の死骸を回収するサービスもあるので、自治体に連絡するのも良いと思います。
回収後の動物はどうなるの?
ちょっとマイナスな話をすると、動物の死骸の処理は動物霊園に埋葬する場合と、焼却炉で燃やし、灰は埋め立て地に行く場合があるそうです。
私は電話した後でこの事を知り、しまった!と思ったのも後の祭り・・・
まぁ、血まみれの猫の死骸を埋葬する程の度胸は無いので、始めから方法は1つしか無かったのですが・・・
やはり野生動物はどんなウィルスを持っているか解りませんから、素人が触るべきでは無いと思うし、埋葬したら供養する必要があります。
それは、埋葬した人間の責任です。
某田舎に住んでいるので、山伏さんとの付き合いがあったりするのですが、その山伏さんが昔言っていました。
「交通事故の現場なんかで何の責任もなく手を合わせる人がおるけど、私からするとあまりにも無責任や。手を合わせるなら一生かけてその霊を供養する覚悟を持って手を合わせるべきで、その覚悟もない内から手を合わせるのは優しさではない。」と。
私は事故にあった猫を埋葬しても供養して行く覚悟が無かったので、今回は公共事業の方にお任せしましたが、責任を持って動物を祀る覚悟のある方は、もちろんちゃんと埋葬してあげた方が良いだろうなと思います。
その場合は、担当者の方に一言添えると、そのように対応して下さるそうです。
動物を轢いた時は警察へ
次に、これはちょっと私は経験した事がないので調べた話になりますが、野生動物を轢いてしまった場合の連絡先です。
実は、動物を轢いたときは警察に電話する必要があるそうです。
動物との事故は罪にはならないのですが、一応事故なので、警察への連絡を怠ると犯罪になる可能性があるそうです。
電話番号は、事故があった地域の交番や警察署の番号か、110番で良いと思います。
ちょっと変な話ですが、動物は法律上の区分では物にあたるらしく、対物事故として処理されます。
免許や保険にはキズが付きませんから安心して下さい。
連絡を怠った場合でも、野生動物と事故になった程度では捕まらないと思いますが、動物を殺したのに放置して普通に生活するのも気持ち悪いと思います。
ドライバーにも事故をおこした責任があるので、ちゃんと連絡するのが良いでしょう。