小獅子の尾

芸術大学の通信教育部に通う20代女子の雑記

【書生節・演歌・シャンソン】一日で経済学のレポートを書く

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一日で経済学のレポートを書く

最近色々と忙しくて、諦めつつあった経済学のレポートですが、突然やる気になって一晩で終わらせる事にしました。

卒業を前に単位を落としたらやり直しになるので・・・普通落ちるならレポートで落ちるから、試験で落とされる事はあんまり無いんですけど、うちの大学は卒業を邪魔してくるからね・・・

そんな感じで、経済学も夜なべして終わらせる気になりました。
昨日の夕方からテキストを読み始め、深夜三時頃に終わったかな。
感想は眠いの一言です。

ゲーム理論を使って色々考えたり、政府の経済制作とその効果について実例をあげて考察したり、ちょっと面倒な課題でしたが終わりました。

やったー、やったよ!
経済学勉強して思ったのが、まぁ経済学面白いなってのもあるんですけど・・・物価が高くなる(インフレーション)とか見るともう頭の中が東京節なんですよ!

段々音楽が聞こえてくる。
病気だなって思いました。

東京節ってね、コレですよね。
物価はますます高くなる~ってね、インフレの辺りでずっと聞こえてました。ヤバいね。

youtu.be


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演歌と書生節、そしてシャンソン

東京節は初期の演歌なんですけど、この演歌の前身は書生節っていう、大学生による素人音楽なんですね。
そして、この素人音楽は川上音二郎の書生芝居の流れから出てきた政治批判を含む音楽だったみたいです。

東京節でも「東京で自慢はなんですね 三百万人うようよと 米も作らずに暮らすこと タジれた市長を仰ぐこと それにみんなが感心に 市長のいうことをよく聞いて 豆粕食うこと 痩せること」って言っていますね。

まぁそんな政治批判の音楽ですが、当初の担い手である書生たちは街角でバイオリン(ポピュラー音楽はまだバイオリンの時代です)の弾き語りを行い、楽譜を販売することで収入を得ていたと。

書生が楽譜を販売していたらしい事は前から知っていたんですけど、よくよく考えると、同じようなシチュエーションを見たことあるなって思って、古い記憶を辿ってみたら・・・『パリの屋根の下』です!

ご存知でしょうか、このフランスを舞台とした古い映画を。
映画の題名になっている「パリの屋根の下」はシャンソンの曲名にもなっていて、日本でも良く歌われています。

「鐘は鳴る 鐘は鳴る マロニエの並木路 パリの空は 青く晴れて 遠き夢を ゆする」ってやつですね。
映画の登場人物が、街角でこの歌を歌って楽譜を販売するんですね。

書生節と同じだ!と思って。
少し前に歌舞伎のレポートで、演劇改良活動と歌舞伎・近代演劇の関係について書いたばかりだったので、川上音二郎が海外の風習を日本に取り込んだのだろうなって事がすぐに解りました。

日本では演歌、フランスではシャンソン
ちょっと面白いですね。
演歌とシャンソンに関わりがあるなんて誰が思うでしょうか・・・やっぱり大衆音楽は魅力的だなって思いました。

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経済学について、書いたレポートでも晒そうかなって思いましたけど、まだ提出したばかりなので止めておきます。

最近はネットの文章と比較して、コピペレポートを検出するソフトが出てきているらしく、自分で書いたレポートなのにコピペと思われたら堪らんですからね。

経済学、けっこう面白かったので、入門の本を読むのはオススメしますよ。
経済による影響は循環する訳ですけど、本当に金は天下の回りものだなって思いました。

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